令和の時代となって早9ヵ月、天皇陛下、天皇両陛下、そして愛子様が3人揃って公の場に出る機会も増えてきましたね。
令和という時代になじみを感じるようになってきたのではないでしょうか?
既に天皇として様々な行事や国務に参加されている天皇陛下と天皇両陛下、そして愛子様ですが、“公務”という名目で2020年1月20日に東京有楽町で家族3人で映画を視聴されました。
映画を視聴していた家族3人の様子、そしてそこから見えてくる令和天皇陛下、天皇両陛下と愛子さまの関係を考察します!
“天皇”という枠組みに収まらない“家族愛”がそこにはありました。
ミュージカル映画「キャッツ」を視聴

1月20日にチャリティー試写会として、東京有楽町朝日ホールでミュージカル映画「キャッツ」が放映されました。
これは、宮城県角田市の社会福祉法人あけの星会が主催している試写会であり、その関係者だけではなく映画「キャッツ」に出演していたハリウッド女優や吹き替えを担当した日本の女優、そして監督までもが参加しました。
そんな中でひと際注目を浴びていたのが天皇陛下、天皇両陛下、そして愛子様家族3人です。
天皇陛下はスーツにシルバーネクタイ、天皇両陛下は黒いジャケットに黒いスカート、そしておしゃれ盛りの愛子様はホワイトのジャケットにイエローのスカートと可愛らしくありながらも洗練されたファッションに身を包んでいました。
猫を飼っているという天皇ご一家ですから、とても楽しく視聴したと映画上映後の明るい3人の表情をみて感じました。
カメラマンがいても3人の距離は近い

「映画なんて誰だって見るだろう」「家族みんなで見るのは普通じゃないか」と思われるかもしれないですね。
しかし、天皇一家ではない一般家庭の家族で映画を見に行ったとしても、たいていの家族はそれぞれ距離をあまり近づけることなく、家族だというのにお互いにどこか“壁”のようなものを作り出しています。
ですが、キャッツを視聴するために朝日ホールへやってきたとき、そして関係者の方々に挨拶をするとき、最後に会場を後にするとき…などを見ても、かなり3人の距離感がとても近いんですよね。
それは、お互いに壁を作り出してしまいがちな現代社会のなかでも、天皇ご一家はお互いに心の底から信頼しあっていることを象徴しています。
会場に入っていく際の3人は、まるで家族で仲良く本格的なミュージカルを見に行くかのように仲睦まじくしていました。
日ごろからよくコミュニケーションを取り、そしてお互いのことを知る機会を持っているからこそ、公の場に天皇ご一家3人で登場した時でも「真実の家族愛」を感じられるのだと思います。
穏やかな家族生活が想像できる

一般家庭においてですが、心から信頼し合えていない家族は仲良くするふりをしていても、なんとなく家族全体の雰囲気に違和感を感じますよね。
キャッツを視聴する前やその後も、天皇陛下一家からはその違和感は感じられませんでした。
むしろ「ああ、とても仲がいいんだな」「なんでも話し合える関係なんだな」という印象がとても強かったんです。
また、愛子様は映画の吹き替え女優に対して「猫を飼っている」というお話をされましたが、そのように家でのことを公の場で話せるってかなりすごいことだと思うんです。
「天皇一家」という枠組みだけで、どこか一般人とは違う人間ではないような存在に思われてしまうため、家族間でも“外部へ見せるべき自分たちの姿”を徹底している可能性があるからです。
それに天皇一家にはかなり厳しいしきたりも未だに存在しますが、そうやって家でのことを話す愛子様を止めることはありませんでした。
元気に女優たちと話す愛子様を見て、ニコニコ嬉しそうになさっている“父と母の顔”を天皇陛下と天皇両陛下から見受けられました。
日本のどこの家庭よりも愛がたくさん詰まった“家族”であることは、間違いありません。
まとめ
今回は、ミュージカル映画「キャッツ」をご覧になった天皇陛下、天皇両陛下、そして愛子様の雰囲気から3人の家族愛について語ってきました。
ミュージカル映画を見て帰路にたっている間も、きっと3人で「あのシーンがよかったね」「猫にそっくりだったね」など感想を言い合ったのではないかと思います。
今後も愛子様の成長している姿やその姿を愛らしく見る天皇陛下と天皇両陛下の姿を追っていきたいと思います!
お読みいただきありがとうございました。