5月、天皇皇后両陛下がイギリスを公式訪問されることが話題になっていますが、雅子さまはダイアナ元妃との25年越しの約束を果たすためでもあることが明らかになったので紹介します。
タイトなスケジュールでもイギリスの訪問が実現した訳は?

5月は、春の叙勲や全国植樹祭があり、天皇皇后両陛下とっては忙しい月であるにもかかわらず、イギリスへ公式訪問されることについて疑問を持っている人はいます。
昨年10月、即位礼正殿の儀のためチャールズ皇太子が来日した際、エリザベス女王からの招待メッセージを伝えたことが、イギリスへの公式訪問が実現するきっかけだったそうです。
日本の皇室とイギリスの王室は約150年にわたって交流を続けており、天皇陛下と雅子さまはオックスフォード大学で学ばれていることから、イギリスは特別な存在であることは間違いありません。
更に、イギリスのエリザベス女王からの招待メッセージを関係者は無下に断ることができなかったでしょう。
雅子さまのイギリスへの公式訪問はかなりの強行?
ご健康が回復傾向にある雅子さまであっても、イギリスへの公式訪問に天皇陛下と同行することはハードルが高く、心配に感じる人は少なくありません。
例えば、外国への訪問の前に行われる記者会見に関しても、雅子さまにとってはニュージーランドと豪州へのご訪問の際に行われた2002年12月5日の記者会見依頼となり、大きな負担になります。
更に、ヘンリー王子と妻のメーガン妃が王室から離脱することが決定したイギリスへの公式訪問はとても気を使うことは明らかです。
雅子さまは言葉一つ一つを選ばなければならない場面が多いかもしれません。
雅子さまはダイアナ元妃との約束を果たすためにイギリスへ!

雅子さまが天皇陛下と同行する訳は、ダイアナ元妃との約束を果たすためだという見方があります。
イギリスに留学されていた雅子さまは、当時からお妃候補として注目されていました。
ダイアナ元妃は2児の母でありながら、海外へ公式訪問したり、国際親善で活躍したりしており、雅子さまにとって憧れだったのかもしれません。
その後、雅子さまはご結婚することになりますが、ダイアナ元妃をお手本にしようと考えられていました。
95年、ダイアナ元妃が非公式で訪日した際に、雅子さまは福祉や国際平和についてダイアナ元妃と話し合われる機会があり、貧困や紛争で虐げられる子供の問題について一致した意見だったそうで、解決へ努力することを誓われたそうです。
ダイアナ元妃と雅子さまはイギリスで再会することを約束しました。
しかし、97年にダイアナ元妃は交通事故によって他界することになります。
国葬ではなかったダイアナ元妃の葬儀には、雅子さまは出席できずとても残念な思いだったはずです。
雅子さまがどんなに懇願しても、関係者が許さないかぎりダイアナ元妃の葬儀への出席は実現しません。
ダイアナ元妃の葬儀以後、天皇陛下と雅子さまを招待するメッセージが英国王室から2回届いているといわれますが、いずれも実現しませんでした。
雅子さまは25年越しのダイアナ元妃との約束を果たす機会が、今回のイギリスへの公式訪問なので、強行する気持ちは理解できます。
雅子さまはイギリスに行くことで亡きダイアナ元妃の思いに少しでも近づけると考えているのかもしれません。
まとめ
エリザベス女王からの招待メッセージがきっかけで、天皇陛下と雅子さまのイギリスへの公式訪問が実現しようとしています。
ダイアナ元妃と雅子さまは、貧困や紛争で虐げられる子供の問題の解決に努力することを誓い、イギリスで再会することを約束しました。
雅子さまは25年越しのダイアナ元妃との約束を果たす強い思いがあります。