皇室関連

麻生副総理の「2千年にわたり1つの民族」は暴言?批判に正当性はあるか

今月13日に福岡県で行われた国政報告会で麻生太郎副総理が

「2千年の長きにわたって一つの言葉、一つの民族、一つの王朝が続いているなんていう国はここ(日本)しかない」

と発言し物議を醸しています。

麻生氏は翌日の記者会見での発言

「誤解が生じているなら、おわびの上、訂正する」

としましたが、以降も評論家やアイヌ協会、さらには与党内からも批判の声が後を絶ちません。

本当に麻生副総理の発言に正当性はあるのか、これから解説していきます。

マスコミの印象操作を懸念せよ


第一に、その時に何を話そうが、前後に述べた内容に応じて意味が変わることがあります。

要するに発言の一部だけを見ても真意を汲み取ることは困難です。

上記の原理を悪用するマスコミがあることも事実。

例えば過去に以下のようなことがありました。

選挙演説で安倍首相は、野党共闘をこのように批判しました。

「選挙のためなら何でもする(ような野党)。こんな人たちに負けるわけには行かないんですよ」

しかし某報道機関は、この発言を別々のものに聞こえるように分けて、印象操作をしました。

「(私は)選挙のためなら何でもする」
「こんな人たちに負けられない(漠然と見下しているようなニュアンス)」

放送を見た人は、このように感じたはずです。

ですから、話し手の主張だけを聞くのではなく、流れをつかむことが不可欠です。

麻生副総理の講演の全体像

というわけで、講演の全体像を見てみましょう。

麻生氏の発言の概要は下記の通りです。

  1. 令和について
  2. 経済政策の報告
  3. ラグビー世界戦について
  4. 日本という国について

 

1.令和について

まずは挨拶がわりに、新たな御代を迎えたことをお祝いしました。

「令和になり日本の雰囲気が明るくなった」と感想を述べます。

2.経済政策の報告

その後は過去を振り返り、自身が財務大臣を兼任していることを踏まえて、安倍政権が行ったデフレ対策の成果をアピールしました。

G20の経済会議の報告や米中貿易摩擦についても指摘し、憲法改正についても言及。

「憲法改正の議論が進まないのは国会議員の怠慢」と不満げな表情も見られました。

3.ラグビー世界戦について

ラグビーの話では、日本代表がラグビーの人気向上に大きな貢献をしたことを讃えました。

その後、話題はは自然な流れでグローバル化へ。

外国人が増えつつある今の日本について触れ、以下のように述べました。

「インターナショナルになっていることは間違いない。そして、それが力を生んでいるんだから。我々はそこが大事なんだから。純血守って何も進展もしないんじゃなくて、インターナショナルになりながら、きちんと日本は日本を大事にし、日本の文化を大事にし、日本語をしゃべる。そしてお互いにがんばろう、ワンチーム。日本はすげーというのでやって、それで世界のベスト8に残った。いいことですよ。」と聴衆に語りかけました。

切り取りなしの全容!麻生副総理「日本は2000年に渡って一つの民族」発言の文脈より

保守とは、大切な伝統を守るための改革なら進んで行う立場の人を言いますが、そう言った意味で麻生副総理は保守派の大臣だと言えます。

排他的なニュアンスの主張はない


その直後に述べたのが、今話題のコメント。

「2000年の長きにわたって一つの国で、一つの場所で、一つの言葉で、一つの民族、一つの天皇という王朝、126代の長きにわたって一つの王朝が続いているなんていう国はここしかありません」

どうでしょう。

「日本には日本人だけしかいない」といったような排他的な意思を感じるでしょうか。

であれば「純血守って何も進展もしないんじゃなくて、インターナショナルになりながら、…」とは言えないはずです。

したがって今回の麻生発言は暴言ではなく、排他的でもなく、他のところに真意がありそうです。

麻生発言は日本の歴史と皇室を尊敬している

麻生発言は日本という国の伝統を尊重しているだけで、そこに差別も暴言もありません。

伝統というのは皇室であり、126代に渡って継承され続けている皇統です。

同氏が述べたかったのは、2680年の長きにわたって、天皇を戴く日本という国が原則として続いてきた、ということです。

その点を賞賛しているに過ぎません。

したがって

「在日外国人の人たちを差別している」
「アイヌの人たちに配慮するべき」

などといった批判は明らかに的外れで論点のすり替えです。。

まとめ

麻生副総理の「2千年にわたり一つの民族」発言は暴言や差別などといった批判を浴びました。

しかし、主張の本質は皇室と日本人を賞賛したに過ぎません。

麻生氏はグローバル化を受け入れる一方で、日本の伝統を大切に思っています、

自国に誇りや愛国心を抱くのは国際社会においても当然です。

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