皇室関連

佳子『さま』のお誕生日に皇室の敬称について|様と放送されるが本当は・・・

12月29日、秋篠宮ご夫妻の次女である佳子内親王殿下は25歳のお誕生日を迎えられ、天皇皇后両陛下にご挨拶をされました。

マスコミは「佳子さま」と報道。

今回は皇室の敬称について考えたいと思います。

そもそも報道機関の敬称は正しいのか

マスコミの皇室に関する報道の際の敬称は正しいのかを検証してみます。

新聞社ないし通信社、ニュース番組の報道はある意味、一貫しています。

まとめるとメディアが用いる敬称下記のようになります。
(敬称略)

  • 天皇→陛下
  • 皇后→さま
  • 皇太子→さま
  • 皇太子妃→さま
  • 親王→さま
  • 内親王→さま

以上の表現が適当なのか否かが今回の記事のメイントピックです。

皇室の敬称の根拠ある?どのようにして決まるのか

ニュースで『さま』と言っているから、それが正しい。」

そう思ってしまうのは仕方ありませんが、適切な判断ではないでしょう。

どこかに根拠があるはずです。

日本は法治国家ですから、ルールが整備されています。

日本国憲法では天皇が国の象徴であることしか書かれていません。

ならば皇室典範を見てみましょう。

皇室典範とは皇室に関する法律のことです。

現行の皇室典範は、昭和22年1月16日、一般の法律のひとつとして公布され、5月3日に施行されました。新憲法に対応して、天皇と皇族に関する事項を規定している根本法で、第1章「皇位継承」、第2章「皇族」、第3章「摂政」、第4章「成年、敬称、即位の礼、大喪の礼、皇統譜及び陵墓」、第5章「皇室会議」から成っています。

以下、日本文化興隆財団のHPより引用。

皇族の敬称は「殿下である」

原則、皇族の方々には「殿下」を用いるべきです。

皇室典範の23条を見てみましょう。

第二十三条 天皇、皇后、太皇太后及び皇太后の敬称は、陛下とする。
○2 前項の皇族以外の皇族の敬称は、殿下とする。

参照元

法律で定められていますね。

そもそも皇族とは、皇室にいらっしゃる天皇陛下以外の方をいいます。

その上で皇后陛下、太皇太后陛下、皇太后陛下を除く皇族の方々には「殿下」を用いる必要があります。

したがって「佳子さま」でなく、「佳子内親王殿下」とするべきです。

結婚されている方は「妃殿下」となります。

「内親王」とは何か

では次に「内親王」とはどういった意味合いを持つのでしょうか。

佳子内親王殿下の「殿下」は敬称ですが、「内親王」の部分。

こちらは皇室の中での立ち位置を示す役割を持っています。

現行の皇室典範において、皇位継承は男系の男子が行いますが、歴代の天皇のから見て孫までの男性を「親王」、女性を「内親王」と呼びます。

佳子内親王殿下は女性でいらっしゃるので「内親王」です。

ちなみにひ孫以下になると「王」または「女王」となります。

まとめ

各報道機関は皇室に関する報道において「さま」という敬称を使っています。

もちろん悪意はなく、親しみが持てるようにあえてそう呼んでいるかと思います。

しかし宮内庁では例外なく正しい敬称が使われています。

日本は法治国家ですから、法律に基づいた言葉遣いが用いられるのが理想です。

将来を背負っていくであろう若い世代のためにも我々が正しい敬称を使っていかなければなりませんね。

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