皇居・東御苑の三の丸尚蔵館の整備費用に29.4億円が計上され、国際観光旅客税が財源だとされますが、とても高額なことに驚かされました。
2022年までに三の丸尚蔵館は建て替えられるそうですが、引っ越しが遅れている上皇上皇后両陛下のお荷物が将来的に運び入れられる可能性があるので紹介します。
三の丸尚蔵館が増築・改修から建て替えに変わったのは理由は?!

三の丸尚蔵館は、皇室にゆかりがある美術工芸品を所蔵や展示する施設となっています。
2016年に、宮内庁は三の丸尚蔵館を増築・改修する基本構想を発表しました。
当時は、総床面積は現在の約3倍(約4800㎡)となり皇居の概要などを紹介するスペースを新設するという内容でした。
しかし、2018年には三の丸尚蔵館や休憩所を取り壊し、新築する方針に変更されました。
理由は、寄贈品の増加で手狭となっており、展示したり収蔵したり場所を広げるためだといわれています。
2022年に新しい三の丸尚蔵館が完成すれば、総床面積は約5300㎡になる予定です。
約5300㎡という面積は、一般的なサッカーコートに匹敵する広さなので驚愕。
三の丸尚蔵館をそんなに広くして、収蔵したり、展示したりするものがあるのでしょうか?
1つの仮説として考えられるのが、広くなった三の丸尚蔵館に120トンもあるともいわれる上皇上皇后両陛下のお荷物の一部を運び入れ、倉庫代わりにするという計画があります。
三の丸尚蔵館が上皇上皇后両陛下の倉庫になる日がくるかも?

現状、上皇上皇后両陛下のお引越し先である高輪皇族邸(仙洞仮御所)だけでは、お荷物が入りきらず、倉庫を新設するそうです。
ただ、上皇上皇后両陛下のお荷物の管理は大変で、倉庫に入れて放置していたら傷む可能性もあります。
更に、上皇上皇后両陛下のお荷物の中には倉庫に眠らせておくだけではもったいないお宝は沢山あり、一部ですが紹介します。
- 英国のエリザベス女王から贈られたボウル
- オランダのベアトリックス女王からの花瓶
- 全国に古くから残る伝統的な名産品
宮内庁は、将来的には、広くなった三の丸尚蔵館に上皇上皇后両陛下のお荷物を運び込んで管理し、機会をみて展示しようとしているのかもしれません。
お荷物を展示する計画がお引越しの遅れの原因か?

上皇上皇后両陛下が、ご自分のお荷物が展示される計画があることを知ったらどう感じるでしょうか?
上皇上皇后両陛下であっても、人の見られたくないものはあるかもしれません。
もちろん、紹介したお荷物の中から国民に見てもらいたいお宝もあるはずです。
高輪皇族邸(仙洞仮御所)に運び入れてお手元に残したいお荷物と、将来、三の丸尚蔵館に展示されるお荷物の仕分けが慎重になってしまうのは当然です。
ご高齢になった人は誰でも、死後のことも考えてしまうので、お荷物の仕分けに迷う事があっても不思議でありません。
一方、宮内庁は、巨額を投じて新築した三の丸尚蔵館のお披露目に、上皇上皇后両陛下が所有しているお宝を展示して、集客したいという思惑があるのでしょう。
まとめ
2022年に、新しい三の丸尚蔵館が完成すると、総床面積はサッカーコートに匹敵する広さになります。
上皇上皇后両陛下が、ご自分のお荷物が新しい三の丸尚蔵館に展示される計画を知っているとしたら、お荷物の仕分けが慎重になってしまうのは当然です。
人の見られたくないものや国民に見てもらいたいお宝もあるでしょう。
宮内庁は、巨額を投じて新築した三の丸尚蔵館のお披露目に、上皇上皇后両陛下が所有しているお宝を展示して、集客したいという思惑があるのかもしれません。
もしかすると、お荷物の選別で、上皇上皇后両陛下と宮内庁の職員にあつれきができて、お引越しが遅れているのかもしれません。