現政権では、女性・女系天皇議論や女性宮家創設が棚上げになっている状態が続いています。
男性皇族が少ない皇室が消滅の危機に瀕していることを具体的に探ってみました。
女性・女系天皇議論や女性宮家創設の棚上げで悠仁さまがラストエンペラーに?
政府が「安定的な皇位継承の対策案」の議論を見送る方針であるという報道がありました。
現在、皇室には18人の皇族がおられますが、天皇陛下のお子さまの世代である10~30代の皇族はたった7人です。
このうち、6人は女性皇族であるために、ご結婚すると皇室から離れることになります。
近い将来は、皇室には男性皇族である悠仁さまがたった一人だけになる可能性は十分あります。
もし、悠仁さまがご結婚しても、お子さまが誕生しなかったら、本当にラストエンペラーになってしまいます。
40年後の皇室はどうなっている?本当に皇室が消滅してしまうかも?!
天皇に即位した悠仁さまが高齢となり、お子さまの誕生が難しくなった時点で、女性・女系天皇議論や女性宮家創設を復活させても、皇室は維持できるのでしょうか?
ここでは具体的に皇室が維持できるかどうかを検証していきます。
2020年現在、天皇陛下のお子さまの世代である10~30代の皇族の年齢は次の通りです。
- 悠仁さま:14歳
- 愛子さま:19歳
- 眞子さま:29歳
- 佳子さま:26歳
- 彬子さま:39歳
- 瑤子さま:37歳
- 承子さま:34歳
40年後の年齢は次の通りです。
- 悠仁さま:54歳
- 愛子さま:59歳
- 眞子さま:69歳
- 佳子さま:66歳
- 彬子さま:79歳
- 瑤子さま:77歳
- 承子さま:74歳
悠仁さま以外は元皇族になっている可能性は高いですが、会社でいうと定年を迎えるか、定年した社員といった年齢になっています。
例えば、40年後、国から皇室に復帰して欲しいという要請があって皇族になっても、ご公務はハードなことは知られており、体力的にも、精神的にも耐えられるかあるかどうかは疑問が残ります。
現実的には、愛子さまや眞子さま、佳子さま、彬子さま、瑤子さま、承子さまのお子さまを皇族として迎えることになるかもしれません。
一方、悠仁さまのお妃に男子のお子さまが誕生したとします。
更に、悠仁さまのお子さまに男子のお子さまが誕生するといったミラクルが続かない限り、いずれは御血筋が絶えてしまいます。
歴代の皇后陛下の中で、男子のお子さまが誕生したのはたった25%だったそうです。
それでも、御血筋が絶えなかったのは、皇室に側室制度があったからです。
時代の流れかもしれませんが、側室制度が無くなったことで、皇室が危機的状態になったともいわれています。
側室制度がなくなり、香淳皇后と美智子さまに男子のお子さまが続けて誕生したことはかなりのミラクルといってでしょう。
ミラクルに頼ってばかりでは、いずれ皇室は消滅しかねません。
6人の女性皇族がご高齢になる前に、女性・女系天皇議論や女性宮家創設を進める必要があります。
更に女性宮家は一代限りという主張もありますが、撤廃したほうがよいと感じます。
女性宮家が創設されると、ご家族も皇族待遇になるといわれているので、小室圭さんのようにご家族の問題で世間を騒がされてしまうリスクは抱えることになってしまいます。
一方で皇室が滅亡してしまうと思えば、仕方がないといった考え方も十分あります。
まとめ
男性皇族が少ない皇室が消滅の危機に瀕していることを具体的に探ってみました。
天皇陛下のお子さまの世代である10~30代の女性皇族が皇族を離れた後、悠仁さまがご結婚しても、お子さまが誕生しなかったら、悠仁さまは本当にラストエンペラーになってしまいます。
6人の女性皇族がご高齢になる前に、女性・女系天皇議論や女性宮家創設を進める必要があります。
皇室が消滅は絶対に避けなければなりません。